New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

163)4段2次試験の要求事項①

4段2次試験の要求事項を聞いたので、理解を深める為、下記して行く。①②③と有るが、まずは①である。

①放鬆による身法の開合、手法との結合

手法(起・落・抱・分・楼・推・雲・掤・捋・擠・按)は身法の開合を伴って行う。(含胸抜背・虚領頂勁) 

身法の開合、手法との結合、とは

弓歩になる時で言えば、以下の4点を協調させ行う事。
 下肢は、前足と後足で腰をに送る。
 上肢は、胸をゆるめ、後に引き込み、背筋を伸ばす。
 両肩は、内側を後方に引き込み、バランスをとる。
 肘手は、前に向かって手法を働かせる。

坐歩になる時も同様
 下肢は、前足と後足の協調で腰を後ろに送る。
 上肢は、胸をゆるめ、後に引き込み、背筋を伸ばす。
 両肩は、内側を後方に引き込み、バランスをとる。
 肘手は、前に向かって手法を働かせる。

いつ身法の開合を行うのか

 手法の準備として合-開を行う。
 身法の合-開を伴って手法動作を行う。
 手法動作を完成する為に、合または開を行う。
 次の動作の準備として、合または開を行う。

開合

 胸/腹部を前後/左右/上下に、開く/ 合わせる事を言う。
 身体各部を緩めて繋げる身法によって自然に行う。
 (含胸抜背 虚領頂勁 鬆腰鬆胯 寛胸 鬆腹 収腹 気沈丹田

②放鬆による外三合と ③心静体鬆、気沈丹田については今後、書く事にする。