4段2次試験の要求事項を聞いたので、理解を深める為、下記して行く。①②③と有るが、まずは①である。
①放鬆による身法の開合、手法との結合
手法(起・落・抱・分・楼・推・雲・掤・捋・擠・按)は身法の開合を伴って行う。(含胸抜背・虚領頂勁)
身法の開合、手法との結合、とは
弓歩になる時で言えば、以下の4点を協調させ行う事。
下肢は、前足と後足で腰を前に送る。
上肢は、胸をゆるめ、後に引き込み、背筋を伸ばす。
両肩は、内側を後方に引き込み、バランスをとる。
肘手は、前に向かって手法を働かせる。
坐歩になる時も同様に
下肢は、前足と後足の協調で腰を後ろに送る。
上肢は、胸をゆるめ、後に引き込み、背筋を伸ばす。
両肩は、内側を後方に引き込み、バランスをとる。
肘手は、前に向かって手法を働かせる。
いつ身法の開合を行うのか
手法の準備として合-開を行う。
身法の合-開を伴って手法動作を行う。
手法動作を完成する為に、合または開を行う。
次の動作の準備として、合または開を行う。
開合
胸/腹部を前後/左右/上下に、開く/ 合わせる事を言う。
身体各部を緩めて繋げる身法によって自然に行う。
(含胸抜背 虚領頂勁 鬆腰鬆胯 寛胸 鬆腹 収腹 気沈丹田)
②放鬆による外三合と ③心静体鬆、気沈丹田については今後、書く事にする。