New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

31)流星赶月

教室で太極拳を始める前には、太極養生五防功をやっています。

その中の五番目の動作が、流星赶月(りゅうせいかんげつ)と言う名前なのですが、甩手(シュワイショウ)の一種になります。

動作の説明としては、腰を回わした勢いが、自分の両腕に伝えられ、両腕が振り回されて、軽く体を打つと言うものですが、注意点としては、

①手が先に動いた後に、身体が引きずられて回されるのではなく、腰が先に動いた結果として、手が動かされると言う事と、

②両膝・両脚の上下関係を固定して行うと言う事。すなわち、骨盤は固定して、YAOから上の部分だけを回すか、または、骨盤が動いても、それに引きずられて膝・脚がねじれない様にする事です。

私はこの事を意識して五防功をやっています。

骨盤を回転させずにYAOから上を捩って、甩手をする事により、太極拳で言う、腰の使い方の練習にもなると思っています。