New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

289)筋肉の連動性

先日ヒューマニエンスと言うテレビ番組で筋肉の話が有り、ゲストで柔道家野村忠宏さんが出ておられた。内容は、日ごろ太極拳の教室で先生のおっしゃる事と同じ所が沢山有った様な気がするので、記憶に残っている内容を下記したいと思う。

①柔道の筋肉は柔道で養う。(太極拳の筋肉は太極拳で養う。)
②筋トレをすると、どうしても相手を力で押さえつける事に気持ちが動いてしまう。 
③一部の筋肉に頼るのではなく、もっと脱力して、沢山の筋肉の共同で戦うべき。
④力を入れるタイミングや力を抜くタイミングも大切である。
⑤筋トレで筋肉のある部位だけをバラバラに鍛えても役に立たない。
⑥戦う身体には、筋肉の連動、バランスの良い身体の使い方が、必要である。
⑦柔道の練習は、個々の数字を良くする為にやる訳ではない。
⑧握力やバーベル上げの数字が、普通人と変わらなくても、筋肉の連動性が良くなれば、柔道パワーもUPする。
⑨自分の身体を良く知る事が大切である。
⑩静的ストレッチのやり過ぎは、筋肉の緊張感を無くし、パフォーマンスを落とすので、試合の前に長時間の静的ストレッチはしない。

太極拳の教室で先生がおっしゃる事
㋑ハードな筋トレは不要。
㋺どこまでも放鬆が大切。
㋩一動全動。空の手/空の腰に注意。
㊁自分の内側の感覚が大切。
が、今回の柔道のお話と通じるものだった様な気がする。