New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

28)身体の内側

4年前までの自分の太極拳と言えば、右手の位置はここで良いか?左手はもう少し上か?と言った様に、かなり形に拘っていました。

教えられた手の位置、足の位置に持って行くべく、筋肉を総動員していた為、よく練習した翌日には、肩はバリバリで、足もつる寸前と言う状況でした。

3年前、講習会に参加している間にようやく、筋肉を使っては駄目な事。自分の内側がしっかりすれば、手の位置はおのずと決まってくる事。自分の体軸・重心位置にもっと機敏になるべき事。を意識し始めました。

虚領頂勁、含胸抜背、気沈丹田、尾閭正中  等々で自分の身体の内側を見る様に導かれ、丹田から上は上へ、丹田から下は下へとの意識を持つ様、指導され、薄っすらとではあるが、身体の内側に目が向くようになり、体軸も感じれる様になって来ました。

しかし、その体軸が太い大黒柱に育つまでには、まだまだ努力が必要だなぁ、、、、と思っているこの頃です。