最近、24式太極拳の最終段階、如封似閉から十字手に行く時の動作について、一緒に練習している仲間から、下記①と②の注意をされた。
如封似閉が終わって后坐→90度転身しながら分手(同時に左足扣歩→右足碾歩)→両手を腹前にクロスさせる(同時に右足扣歩→並歩)→両手をクロスさせたまま持ち上げて十字手を完成させる迄の動作についての注意である。
①分手を閉じて腹前にクロスさせる時、お尻が後ろに出過ぎている。へっぴり腰。
②腹前にクロスさせた手の平が早くから上を向いていた形になって居る。腹前にクロスさせた時も、胸前に持ち上げた時も、手の平は自分の方向に向いているのが良い。
以前に別の人からも、それと似た注意を受けていたので、気になって来た。
自分の動作のイメージは、膝の辺りでクロスさせた両手で、相手を掬い上げる様な意識でやっているのだが、少し重厚にやり過ぎていたのかも知れない。
これからは、もう少しさらりと終わらせても良いと思い始めた。