New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

310)跟歩と白鶴亮翅/手揮琵琶

今日の太極拳教室で、先生から跟歩の注意事項と白鶴亮翅&手揮琵琶の注意事項について説明が有った。

①「跟歩で後足を寄せたら、すぐに後足を伸ばせ」と言われる事が有ると思うが、後足を伸ばす目的が分からず居ると、この言葉を誤解してしまう。「跟歩で後足を寄せても、体重は前足に置いたままで、後足をベタッと着地させよ」と言っているのだと理解して欲しい。「後足への体重移動がない様にする為に、後足をすぐに伸ばせ」と言う注意事項なのです。

②白鶴亮翅も手揮琵琶も結節点は3ヶ所ある。まずは、跟歩をする前に1ヶ所目の結節点、ここで緩んでから跟歩を開始する。次は、跟歩して体重前足のまま後足を着地させた所で2ヶ所目の結節点、ここで緩んでから後足に体重移動しつつ、上半身が右45度に向かう開がある。途中MAXの開の状態の時に左足を置き換えたら3ヶ所目の結節点、ここで緩んでから最終形の定式に向かっての開となる。
3ヶ所目の結節点で緩んでから、定式に向かう時に「空の腰」「空の手」になりやすいので注意が必要である。腰はそのまま動かない状態をキープしがら、虚領頂勁・含胸抜背・沈肩墜肘を意識して、定式に向かうのが良い。

以上の様な注意事項だった。私は特に②の「空の腰」に注意をして練習したいと思う。