New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

55)手揮琵琶

自分の手揮琵琶について、これまで指摘をされた内容を整理しておこうと思う。 

①跟歩の時、右足は寄せ過ぎず、足の角度は控えめにし、幅は広くする。

②跟歩に入る前に、尾閭を巻き込んで、後ろ足踵を軽くする。この時、右手は手首、肩、肘を緩め、少し前に送りだす。

③弓歩前足の膝から下は動かさず、左胯を入れる事で乗り込み、虚領頂勁して収脚する。収脚したら直ぐに右足膝裏を伸ばして踵をつける。

④もう一度左足におりてから、左胯から右胯に重心を移して、身体を回転させる。この時、前後の動きが大きくならない事。

⑤身体の回転にあわせて、左手は下から前にあげていき、もともと前にある右手と平行にする。肩は下に落とす意識で行ない、指先は肩や肘よりも上に保持する。幽霊の様な手(指先が下)にしない事。

⑥回転が終わって右足裏を感じたら、両肘に張りを持たせて、前後・左右・上下に広がり、右膝が内側に捻じれない様に注意しながら、左足を置き換える。跟歩時に右足を置いた時の角度が大き過ぎると右膝が捻じれる事になる。

⑦左足を置き換えたら、両足に降りつつ、少し両肘を緩め、身体全体を「合」した後、定式に向かって、両手は背中で繫いで前に、胸は後へ、頭は上へ。

⑧この時、前へ向くのは胸骨から上のみ。腰骨から下は斜め右前向きのままブロックしておく。胸から上は少し正面に向くが白鶴亮翅程ではない。右膝は外に張り、両膝が動かぬよう、腰から下はブロックしておく。