New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

43)左足で立つのが苦手

私は左足で立つのが苦手なので、套路が始まってすぐ有る、野馬分鬃の2回目、右野馬分鬃がちゃんとできるか?が一番最初の関門です。

右足で立った後に行う1回目の左野馬分鬃では、お尻を高椅子に預けた状態にして、左足の上歩が出来るのに、反対側ではこれが出来ないんです。

左足に乗り込んで収脚する所から不安定で、それを引きずって右野馬分鬃に入ってしまう事が何回も有り、今や苦手意識が定着しています。

頭を整理する為、以下に注意事項をまとめました。

①右野馬分鬃から后坐した後に行う碾歩は、右膝捻じれに注意、斜め45度方向に向いたら直ぐ爪先を下ろす。
②左胯を緩めて、右足重心から左足重心になる迄、進んでから、尾閭を真っ直ぐにする。その後左胯が入って、上体は少し左を向くが、故意に捩じっては駄目。
③尾閭正中で右足が寄って来たら、丁歩しても良いから、左大腿内側に重心が有るか、お尻の位置は良いかを、確認する。
④重心位置・お尻の位置が良ければ、その場所でしっかり緩んで足裏からの反力を待てば自然と虚領頂勁出来る。
⑤左胯を解かずに、身体の向きはそのままで、顔/目線を前に向けながら、右胯を拡げて右膝を前に向ける。
⑥虚領頂勁しながら、右足を滑らせる感じで上歩する。

以上です。

何せ、套路の時、左足に乗る回数は、右足に乗る回数の半分しかないので、基礎練習の時に、左足に乗る練習の回数を増やすべく意識しています。