New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

335)優雅な太極拳を見て

先日、24式太極拳を優雅にやっている人をじっくり観察する機会が有りました。

収脚してから上歩する迄は、片足で自重を支えるのですが、その人は、上げた足を進行方向に降ろす迄の、滞空時間が非常に長かったです。きっとこの滞空時間の長さが、優雅さに繋がっているのだろうと思いました。

 

いつも先生の仰っている言葉 「①十分に乗り込んで」「②頭を上げて」「③目線はゆっくり水平に移動させて」を思い出しました。

 

①両足が使える間に重心移動を終わらせ、片足の時は、重心位置を極力動かさない。

②虚領頂勁と尾閭正中と含胸抜背で、背骨を上下に引き延ばして身体の中心軸を意識。

③上下の引っ張り感を維持して、中心軸の意識が消えない様にしながら、まず目ん玉を動かして進行方向を見て、次に顔を向けてから、肩の向き、腰の向きを少しづつ変え、上歩の足をだす。

 

優雅に動く24式太極拳を見ながら、先生の言葉を思い出すと共に、上記①~③を改めて教えられた様な気がしました。