New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

315)自分が初心者の頃

自分が太極拳を始めようと思ったのは、50歳の前半だった。思い起こせば、20年も太極拳とお付き合いをしている。

太極拳を習い始めた頃は、先生のかっこいい太極拳、とり分け、安定した蹬脚とその蹴り足の高さや、下勢の低い姿勢から独立への滑らかな動きに憧れたものだ。

その頃、どんな事を教えられたのだろうか?唯一覚えているのは、弓歩になった時の後ろ足の角度を、先輩が両手で直してくれ、恐縮と言うか申し訳ないと感じた事である。

それ以外は、あまり思い出せないのだが、ただただ、先生の手の動きを、真似する事に必死で、姿勢の事、足の事がおろそかになっていた様な気がする。

今日、太極拳の教本を読んでいたら「初心者に対する指導目標」と言う記載が有って、①姿勢の注意(立身中正)
②肩のリラックス(沈肩墜肘)
体重移動の明確化(虚実分明)
④動作中の呼吸を自然に(自然呼吸)だった。

自分が初心者の頃にも、その様に教えて貰っていたのだろう。もし自分が他の人に教える機会が有ったなら、この事に留意しなければ、、、、と思った。