New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

235)開合

今日、教室で先生に注意された事を下記する。

太極拳の攬雀尾で、捋して後ろに放った手が戻って来て、擠に入る準備をする時、もう一方の手が、先に胸前に来てそこで待っている、そんなにタイミングがズレては、開合は生まれません。手の動きが安易すぎます。

倒巻肱で左手が前、左足が後ろの時、左手を引き下げるのと、右手を推すタイミングが同時では、開合は生まれません。左足を後ろに引く時に、ウエスト部分の捩じれが解かれているからダメなのです。

開合は身体の隅々までが、一つの目的に向かって動いた時自然と生まれるものです。

必要な筋肉を目的に応じて過不足なく動かす為に、神経を研ぎ澄まして下さい。24式太極拳に慣れる過ぎて、動きが安易になってはいけません。

もっともっと「緩んで、繋いで、広げる」事が出来るはずです。それを意識して動いて下さい。

そうすれば、開合が見えてきます。