New1TR’s blog

太極拳の事について書こうと思います。

166)推手は重要

最近つくづく推手の練習が足りていないと痛感する。套路だけを練習していると、一旦身につけた動きに何の疑問も持たず、これが正しい身体の使い方だと思ってしまう。

身体の内側で上肢と下肢が繋がった太極拳套路を要求されていても、それが出来ているかどうかは、一人では判定しにくい。判定するには、2人ペアで練習するのが良い。套路をやっている人の腕の動きを、もう一人が少し邪魔した時、その結果で上下肢の繋がりが有るかどうか判定できる。2人の感度が良ければ良い程、判定は楽にできる。

繋がっていない時は、套路をやっている人が、姿勢を崩してしまうが、もし繋がっていれば、邪魔された感じを持たずに套路を続けられるのだ。

身体の内側で上肢と下肢が繋がった太極拳を目指すなら、推手の練習が重要である。この事をつくづく感じているこの頃である。