昨日太極拳教室で先生がおっしゃった言葉を記しておく。
身体を早く動かしては、薄っぺらな動きになってしまいますよ。
水の入った器をそっと動かせば、水がこぼれる事はないが、早く動かすと水はこぼれてしまうでしょ。
太極拳で身体を動かす時も同様で、弓歩で定式になった後后坐しようと早く動き過ぎたり、推掌の手を早く動かしては、身体の中のエネルギーが、元の位置に取り残されて(こぼれて)しまいます。
①今からこっちに動くぞ、動かすぞと身体に言い聞かせ、
②ジャンプをする前の様に、身体を中心に集めて準備し、
③背骨を真っ直ぐに緩めてから、ゆっくりと動き始める。と言うふうに、意識して動きましょう。
今まで、緩めて、繫いで、広げるとか、1.2.で緩み、1.で虚領頂勁し、最後の1.で動けとか、言ってきましたが、どれも皆、同じ事を言っているのです。